STORY

episode.4

「灰の舞う空へ」

脚本:中村亮介/絵コンテ:中村亮介/演出:中村亮介・柴山智隆・ヤマトナオミチ/作画監督:桜井邦彦

最初のころは1匹ですら苦戦していたゴブリンも、今では3匹くらいまでは同時に相手ができようになったハルヒロたち。貯えが増えてきたことで、それぞれが新しい装備やスキルを身につけ、戦闘時の役割分担、連携もできるようになってきた。生活の水準もさらに上がり、パーティ内の人間関係も順調。すべてがうまくいきはじめたのだが――

第4話 スタッフインタビュー[ マナト役・島﨑信長 ]

ハルヒロたちの生き様をどうかマナトと。

ついにこの時が来てしまったなと。原作は読んでいるのでこうなるのは知っていたのですが、演じている時はマナトとしてこれからも皆と生きる気満々でいたので、やっぱりショックでした。作中のキャラクターたちも、現場のスタッフ・キャストも、本当に素敵なパーティで大好きなので、もっと皆と一緒に生きていたかったというのが正直な感想です。

実はマナトの散り際のシーンに関しては、細かいディレクションはいただいていなくて。いつも丁寧で細やかなものづくりをされる中村監督が、マナトの死という重要なシーンを僕に任せてくださったのだと感じて、逆に強く印象に残りました。

マナトという名実共にパーティの支柱であったリーダーを失って、それでもハルヒロたちは生きるために戦い続けて行かなくてはなりません。これまで以上に足掻き、苦しみ、成長していくハルヒロたちの生き様をどうかマナトと一緒に見守っていただければ幸いです。