2016.02.20
オルタナグルメガイド~その2・カウヒー&ナッツ茶~
▲カウヒーを飲む見習い義勇兵 

 アラバキア王国本土のアンジェリン地方を始め、茶の名産地から遠く離れたオルタナでは、残念ながら橙茶はいささか高価な贅沢品となってしまっている。
 他方、そんなオルタナ独自の喫茶文化として生まれたのがナッツ茶である。煎った木の実を粉末状にして淹れる飲み物で、独特の香ばしさは一度、慣れるとやみつきになる。
 これもともと、義勇兵たちが彼らの故郷で飲んでいた「コーヒー」なる飲み物を再現しようとしてはじめたものらしい。いささか高価だが、なかでもカウの実を用いた「カウヒー」が、このコーヒーに一番近い味だとか……。

本紙記者
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