盗賊

▲盗賊・ハルヒロ

 ▲バックスタブ

 ▲スワット

ギルドの掟は「特になし」。全クラスの中でも、めずらしくゆるい。というのも、もともと、アラバキア王国内で暗躍していた盗賊たちの共同体が、辺境進出に際し、「収監されている同志たちに恩赦を与えるかわりに、辺境軍に協力する」と申し出て、これが認められたものだから。それゆえ、辺境の盗賊はすべて、義勇兵団に所属している。
掟はないが、代わりに「盗賊の仁義」はある。たとえば、盗賊は元来、縄張り意識が強いので、他人の縄張りには足を踏み入れない。ゆえにパーティーに盗賊はひとりである。そのほか、同じ義勇兵からは物を盗まない、など。
スキルの系統は、背面打突(バックスタブ)を代表とする奇襲戦法と、忍び歩き盗み鍵開けなどの盗賊作法、ダガー術や体術などの喧嘩殺法の3系統。

→バックスタブ(背面打突)
背後に回りこんで急所に攻撃を加えるスキル。

→スラップ(手打)
とにかく敵の手を狙う技。ダメージは低いが、敵の手を負傷させるので、攻撃力や防御力を低下させる効果がある。

→スニーキング(忍び歩き)
足音を立てずに歩くスキル。熟練者は枯れ枝の上でも音を立てずに歩くことが可能。

→スワット(蠅叩)
敵の攻撃を狙いすまして叩く、防御のスキル。反撃に繋げる起点として重要。

→スパイダー(蜘蛛殺し)
背後に回りこんで組みつき、急所に致命的な打撃を加える。組みつきに成功すれば、かなりの確度で致命傷を与えられる。
©2016 十文字青・オーバーラップ/灰と幻想のグリムガル製作委員会