「オルタナニュース」

2016.01.10

義勇兵、追加募集開始

　オルタナ辺境領軍義勇兵団レッドムーンが、先日、義勇兵の追加募集を開始する旨を告知した。

　人類に敵対する種族やモンスターと呼ばれる怪物との戦いが続くグリムガル世界辺境の要塞都市オルタナ。これを駆逐・制圧し、この辺境を人類の勢力圏とすることこそが、辺境軍の全正規兵……のみならずオルタナ全住民の悲願であるが、現状、兵力の限界もあり、辺境軍の戦いは、オルタナの防衛と前線基地の維持にとどまっている。

　義勇兵団はこの戦力不足を補うべく創設された組織である。
　正規軍がオルタナの街を防衛する間、少数精鋭による小団（パーティ）でもって辺境に進出し、敵対種族への攻撃や危険なモンスターの駆逐を行うというのがその任務だ。

　義勇兵たちの働きはめざましく、中にはオルタナ辺境伯の晩餐会への招待という栄誉にあずかる者も現れた。

　レッドムーンの募集担当官は「我々はさらなる戦果の拡大を求めている。彼らの後に続き新たな英雄たらんとする者は是非、我々の門を叩いてほしい」と語る。

　義勇兵に志願した者には、義勇兵見習いの身分と、支度金・銀貨十枚が支給され、宿舎の使用許可などを得ることができる。
　銀貨二十枚にて正規の軍団章を獲得できれば、義勇兵団の一員として更に多くの特典や保障が得られるという。

（本紙記者）

記事一覧へ戻る

義勇兵団事務所所長ブリトニー氏
突撃インタビュー

注意：新人詐欺多発中

警告：仲間の死を、不死王の呪い
で汚すなかれ。